• 持続可能な未来のために。一般社団法人 日本ECOプラスチックロッカー促進協会

ご挨拶

 日本ECOプラスチックロッカー促進協会は、プラスチックの使用による環境問題を受け、再生材料を使用したロッカーを取り扱うことで、地球の環境を守るとともに、ECOプラスチックロッカー業界の発展のために2022年(令和4年)に設立致しました。

 

 国内では、「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(プラスチック資源循環促進法)」が、本年4月から施行されました。これにより、プラスチックの資源循環に向けて、国・自治体・事業者・消費者等の全ての関係主体が積極的に参画し、相互に連携していくことが求められています。当協会としては法律の施行によって、プラスチックの設計・製造から回収・リサイクルに至る迄の一連の流れがどのように変化していくかを分析するとともに、プラスチック削減の取り組みにも尽力してまいります。

 

 現在日本では、年間約822万トンの廃プラスチックが排出されています。そのうち、有効利用されているものは710万トンであり、廃プラスチック全体の86%と世界でもトップの有効利用率です。しかし、その61%はサーマルリサイクルであり、燃やされて熱利用されるもので二酸化炭素を排出してしまいます。容器包装リサイクル法に基づき回収されるものは173万トンとなっています。廃プラスチックの量は年々減少傾向にありますが、再生利用率は21%と全体の5分の1程度であり、世界的に見ると低い割合となっています。
 

 このようなプラスチックの現状により、次のような影響が及ぼされています。

 

 バージン材でプラスチックを生産する場合、1トンのプラスチックを生産するのに1.89トンの二酸化炭素が発生しています。日本の年間のプラスチックチック生産量は963万トンであるため、1820万トンもの二酸化炭素が排出されているということになります。これが地球温暖化の原因の一つとなり、気温の上昇や海面水位の上昇が起こり、生態系や人間の健康にも影響が出ています。

 またプラスチックの原料は、石油資源であるため、土地を深く掘らなければならずその影響で自然環境が破壊されてしまう可能性があり、資源である石油の枯渇にもつながります。

 

 これら問題を解決するために私たちができることとして、バージン材を使用したプラスチックロッカーではなく、再生材を使用したECOプラスチックロッカーを推進しています。

 再生材を使用することで、製造や処分の際に排出される二酸化炭素の量も削減することができます。

 また、資源の再利用により廃棄物の減少につながり、資源調達の際の環境破壊や海洋への流入の可能性を減らすことができます。

 ECOプラスチックロッカーをお使い頂くことで誰でも地球の環境を守り、持続可能な未来のための取り組みに参加することができます。

日本ECOプラスチックロッカー促進協会について

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